ストレッチと瞑想を習慣化しよう!

医療現場は人材不足の現場が多く、ハードな現状があります。特に看護の仕事はナースコールの対応や医療補助でバタバタと動き回り、体力も神経も使うため「なかなか疲れが取れない」とお悩みの看護師さんもいるのではないでしょうか。

疲れが取れない方にぜひ実践してほしいのがストレッチです。身体が硬くなってくると疲労が抜けにくく、全身の回復を妨げる原因になります。身体をほぐすストレッチは血液やリンパの流れを促進し、身体を柔軟にしてくれます。ストレッチで血液中の老廃物が速やかに排出されれば、身体がスッキリし、心も軽やかになります。また、血流が活発になれば全身が温まるため、寝つきがよくなる点にも期待できます。

特に看護師は冷え性体質の人が目立ち、主な原因として立ち仕事による血行悪化があります。身体が冷えると手足が冷たくなり、下半身がむくみやすくなってしまいます。その点ストレッチは全身の筋肉をくまなく動かして血行を促進するため、冷えに効果的です。しっかりストレッチすれば、体温が上がり、むくみの原因となる余分な水分を排出させることもできるので、冷えやむくみ体質の看護師はぜひこまめに実践されることをおすすめします。

そして、疲労回復の際には、疲れた心を癒すことも大切です。ぜひ試してほしいのが、何もしない時間を設けること。人は何か作業をしているときは、必然的に脳を使っています。テレビを見たり読書をしたりしているときも同様です。脳は知らず知らずのうちに疲れを溜めているので、1日のうちに30分程度何もしない時間を設けることが推奨されています。

何もしない習慣として取り入れたいのが瞑想です。瞑想はなるべく考えごとをしないようにするのが大事とされています。そのため、呼吸に意識を向けるようにして思考をサラッと流し、静かに過ごしましょう。その際、お香を焚いたりすると、よりリラックス効果を得られるのでおすすめです。